ラボ日記「循環型農法を活用した地域活性化WG」の第8回目を実施しました。
令和7年6月24日(木)曇り
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー約20名(オンライン)
場 所:かがわDX Lab及びオンライン
本日は、かがわDX Labにおける地域活性化分野の研究項目「循環型農法を活用した地域活性化WG」の第8回目を実施しました。
本WGは、循環型農法(アクアポニックス)を活用することによって農水産物の生産から雇用創出や教育等、多方面から「魅力あふれる香川県」づくりに取り組むものです。
本日は、現時点での進捗状況の共有と、各実証の状況に関する議論を行いました。
●『農福連携の実現』について
幹事者のグループ会社との連携による取り組みを開始しており、現状の進捗についてご報告いたしました。
また、自治体関係課などとの個別協議の場をいただき、請負形式での就労の可能性について前向きなご意見を頂戴しました。
●『兼業/副業の実現』について
自治体職員の実現については現在検討準備中であり、民間企業とは別途連携を進めていきたい旨をお伝えしました。
幹事者として、就業時間については平日9時~18時を想定しており、兼業/副業希望者にとっては、本業に支障が出る可能性が高く、参画のボトルネックとなる可能性があるとのご意見をいただきました。また、視点を変え、近隣の農家の方に兼業として参画いただくことはできないかというアドバイスもいただきました。引き続き検討を進めたいと思います。
●『イチゴの安定供給』について
実際に栽培してみなければ不明なところも多く、ブランド化などの実証は当面先送りとし、安定供給に注力することをご説明いたしました。
前回のWG後、関係者よりご紹介いただいた苗業者様とご挨拶ができましたので、進捗があり次第、改めてご報告させていただきます。
●『食育プログラム』について
今年度の実証に向けて、プログラム策定のための有識者のご紹介や、連携可能な学校についてご相談させていただきました。
年度途中での導入はスケジュール的に難しいため、来年度の実施に向け、今年度から検討を目指すべきとのアドバイスをいただきました。
また、まずはスモールに近隣の学校から連携を進めるのが良いとのご意見も頂戴し、自治体様とも連携しながら進めてまいります。
次回のWGまでにはさらに各所との個別議論を実施し、引き続き検討を進めていきます。
今後もかがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。