ラボ日記「要支援者等の共助モデル構築WG」の第22回目を実施しました。
令和7年6月24日(火)雨ときどき曇り
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー 約22名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab及びオンライン
本日は、ラボにおける福祉・防災分野の研究項目「要支援者等の共助モデル構築WG」の第22回目を実施しました。
本WGは、認知症高齢者等の要支援者に対して、位置情報を活用することを念頭に、徘徊捜索支援や災害時の迅速なサポート体制の整備など、平時・災害時それぞれのケースに合わせた支援策を行政のみに頼らない、民間事業者を含めた地域で支え合う仕組みを構築することで、より実効性の高い「共助型社会」の実現を目指しています。
本日は、各自治体、県、かがわDXLab会員が集まり、昨年度までの取り組み状況の振り返りや、徘徊捜索支援サービスの社会実装に向けた現在の検討状況を共有し、さまざまな議論が行われました。
参加者からは「捜索において、検知できる協力者や場所を増やすことが重要」、「アプリの普及に向けて関係各所に協力依頼をする必要がある」といったコメントをいただきました。
引き続き社会実装に向け、各自治体・民間事業者とともに検討を進めて参ります。
また社会実装へ向けサービス化する際の留意点についても活発な意見交換がなされました。
悪用されないための対策や、徘徊で遠方へ行ってしまう人への対応策の必要性などが議論されました。
今後も社会実装に向けたサービス化に向けて、引き続き検討を進めて参ります。
今後もかがわDXLabの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。