ラボ日記「教育データ利活用WG」の第20回目を実施しました。

掲載日:令和7年7月15日(火)晴れ
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー 約13名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab及びオンライン

 本日は、かがわDX Labにおける研究項目:教育「教育データ利活用WG」の第20回WGを開催しました。
 本日のWGでは、まず幹事団体の県教育委員会から、実証事業の進捗状況について共有がありました。それを受けての主な協議として、生成AIを更に活用する可能性について話し合いました。具体的には、生徒の文章記述に対して教師がコメントを返す際のたたき台を生成したり、生徒の文章記述の中に留意すべき単語等が含まれている場合に教師へアラートを行ったりといった案が出されました。
 続いて、マイナンバーカード電子証明書の活用等について、先進事例などを情報収集した結果の共有がありました。その中では、各市町が住民に付番する「宛名番号」とも連携可能な全県的データ連携基盤の構築も視野に入れながら、まずは教育委員会独自に、電子証明書と県域教育アカウント等を紐づけるIDaaS(ID連携基盤)を構築する方向性について共通理解を図りました。
 次回に向けては、マイナンバーカード電子証明書の活用等について、費用感などを具体的に検討する方向性で合意しました。

かがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。