ラボ日記「教育データ利活用WG」の第21回目を実施しました。

掲載日:令和7年10月9日(木)晴れ
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー 約9名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab及びオンライン

 本日は、かがわDX Labにおける研究項目:教育「教育データ利活用WG」を開催しました。
 本日のWGでは、まず幹事団体の県教育委員会から、実証事業の進捗状況について、特にデジタルドリルの学習履歴を可視化したダッシュボードを利用開始した旨の共有がありました。続いて、マイナンバーカード電子証明書の活用等について、先進事例を有する事業者等に情報収集を行っているところである旨も共有がありました。
それを受けての主な協議として、データ連携や利活用が進むと、例えば大学進学で高校の在学証明書を求められる際、大学と高校とが直接データを収受できるようにしたり、マイナンバーと教員免許とが紐付くことで資格管理事務の効率化や資格情報の正確性担保などが期待できたりと、様々な可能性が広がることが話題となりました。一方で、本人の同意を適切に得たり、本当に他者が分析等してよい情報なのか検討したりする点については一層の配慮が必要なことも指摘されました。
 次回に向けては、引き続き実証事業やマイナンバー関係の情報収集を進めるとともに、特に塾や不動産業界に教育データ利活用のアイデアを聞き取ることで今後の協議の参考とする方向性で合意しました。

かがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。