ラボ日記「循環型農法を活用した地域活性化WG」の第9回目を実施しました。

令和7年10月27日(月)曇り
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー約15名(オンライン)
場 所:かがわDX Lab及びオンライン

本日は、かがわDX Labにおける「循環型農法を活用した地域活性化WG」の第9回目を実施しました。
本WGは、循環型農法(アクアポニックス)を活用することによって農水産物の生産から雇用創出や教育等、多方面から「魅力あふれる香川県」づくりに取り組むものです。

本日は、幹事団体より、アクアポニックス施設「あなぶきさぬき市鴨庄プラント」の整備進捗状況が共有されるとともに、今後の実証に向けた議論を行いました。

●「あなぶきさぬき市鴨庄プラント」が竣工しました
幹事団体である、株式会社穴吹ハウジングサービスが、旧さぬき北幼稚園の跡地で整備を進めていた、アクアポニックスを活用した陸上養殖×植物栽培施設「あなぶきさぬき市鴨庄プラント」が、予定通り無事に竣工した旨が報告されました。令和7年11月6日には、開設記念式典が予定されます。

<あなぶきさぬき市鴨庄プラント施設概要>
・所在地:香川県さぬき市鴨庄2949-3(旧さぬき北幼稚園)
・面積:【土地】約2,456.72㎡【建物】鉄筋コンクリート造平屋外1棟645㎡(延床面積)
・生産品目:イチゴ(品種:よつぼし)・コチョウザメ
・稼働開始:2025年11月

今後は、事業開始に向け、栽培品目であるイチゴ苗の定植および、コチョウザメ稚魚の導入が予定されております。
今回は、竣工したばかりの施設をWGメンバー向けに見学案内されることについても連絡されました。

●今後の実証活動について
本WGでは、アクアポニックスを活用し、農水水産物の生産だけでなく、新たな雇用の創出、子どもたちへの社会教育プログラムの展開等、魅力ある地域づくりに向けた様々な取り組みを予定しています。
今回幹事団体から、当面は開設した新プラントでの養殖及び栽培を通じて、安定的な生産物の供給を目指すことに注力し、教育プログラム作成といった実証については、今年度の実施は難しい可能性がある旨が報告されました。
今後の活動にどうぞご期待ください。

今後もかがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。