ラボ日記「地理空間データ基盤構築WG」の第3回目を実施しました。

令和6年10月8日(火)雨
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー 約50名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab及びオンライン

 本日は、かがわDX Labにおける「地理空間データ基盤構築WG」を実施しました。
 高松市から、地理空間データ基盤の構築と活用について説明を行っていただきました。
 基盤の構築に当たっては、フロントヤードのサービスから検討するのではなく、バックヤード側の業務の洗い出しを行い、業務のスクラップやコストカット等の整理をしっかりと実施することが重要であり、こうしたバックヤードのBPRを行いながら、鮮度の高い情報が安定的に供給されることで、様々なサービスの創出にもつながる地図基盤となっています。
 地図基盤を活用した具体的なユースケースとして、これまで紙の手渡しにより情報のやり取りをしていた水防本部において、地理空間データ基盤を活用したアプリを使用することにより、市長から現場担当までどこにいてもスマホからリアルタイムで情報共有することが可能になります。
 ワーキングでは実際にどのようなインターフェイスになるのかアプリを操作してお見せしました。
 参加事業者からは、「地図基盤のオープンデータが自動で連携されるようになれば、更新が頻繁にあるデータを、自動で更新できることで、問い合わせをする市民や事業者の手間をなくし、職員の負担も減らせる」というご意見をいただきました。
 また、かがわDX Labフェローからは、地理空間データ基盤の構築にあたり、高松市がやっていて良さそうだからではなく、何のために基盤構築・活用するかをこのWGを通じて見つけていただければというお言葉をいただきました。
 今年度の「地理空間データ基盤構築WG」にいくつかのサブワーキンググループを作り、各々が取り組みたい課題を明確にし、その解決に向け取り組んで参ります。
 今後もかがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。