ラボ日記「教育データ利活用WG」の第15回目を実施しました。
令和6年11月19日(火)晴れ
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー 約18名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab及びオンライン
本日は、かがわDX Labにおける研究項目:教育「教育データ利活用WG」を開催しました。
本日のWGでは、まず幹事団体の県教育委員会から、事前に実施したデータ分析に関するアンケートの集計結果が共有されました。また、その結果に基づいて、実証事業で扱うデータの内容、及び実証上の工夫点について提案がありました。具体的には、①「デジタルドリルの取組状況」の充実と「成績の記録」の向上、②「考えや振り返りの文章記述」の充実と「生活アンケート等の回答」の向上、という2つの内容を扱うこと。また、ダッシュボードにAIの技術を組み合わせることで、一人一人の現状に基づいた励みとなるコメント等を表示するような工夫を取り入れることが提案されました。
それを受けての主な協議として、「考えや振り返りの文章記述」については、日々の短いスパンよりも、将来の夢といった長期的な目標を念頭に置いたものの方が、子どもたちの主体性も柔軟に発揮されやすいだろうという意見が出ました。また、AIの活用については、AIが個人情報などを学習しないよう、情報の取扱いに留意する必要があるという指摘もなされました。
次回に向けては、まずAIの機械学習等について先進事例の状況を確認し、実証事業の仕様書への反映を進めることで合意しました。