ラボ日記「要支援者等の共助モデル構築WG」の第18回目を実施しました。

令和6年11月6日(金)くもり
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー 約21名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab及びオンライン

 本日は、ラボにおける福祉・防災分野の研究項目「要支援者等の共助モデル構築WG」の第18回目を実施しました。
 本WGは、認知症高齢者等の要支援者に対して、位置情報を活用することを念頭に、徘徊捜索支援や災害時の迅速なサポート体制の整備など、平時・災害時それぞれのケースに合わせた支援策を行政のみに頼らない、民間事業者を含めた地域で支え合う仕組みを構築することで、より実効性の高い「共助型社会」の実現を目指しています。
 本日は、各自治体、県、かがわDX Lab会員が集まり、主に1月に実施する予定の実証内容に関する議論が行われました。
 今回は主に、実証実施日時や検知デバイスの固定設置を含めた実施場所、および協力者の確保などについての意見交換を行いました。
かがわDX Labフェローからは「マップを用いて検知デバイス設置拠点の多寡を可視化した方がいい」といったアドバイスや「コンビニを活用するのもいいのでは」といったコメントをいただきました。
 引き続き1月の本実証に向け、検証方法やシナリオの具体化等、実証に向けた準備を進めて参ります。
 また、自治体(高松市、観音寺市、三豊市)および香川県警へのヒアリング結果に関する結果の共有もされました。
 徘徊者捜索の協力者を増やしていくために、捜索アプリの継続利用を促す施策を検討していくべき、との意見が一致していたこと等が共有されました。今回のヒアリングを通じて得られた示唆を今後の検討に生かして参りたいと存じます。
 今後も具体的な実証計画の策定・実行、及び詳細なビジネスモデルの構築に向けて、引き続き議論を進めて参ります。
 今後もかがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。