ラボ日記「要支援者等の共助モデル構築WG」の第19回目を実施しました。
令和6年12月20日(金)晴れ
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー 約28名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab及びオンライン
本日は、ラボにおける福祉・防災分野の研究項目「要支援者等の共助モデル構築WG」の第19回目を実施しました。
本WGは、認知症高齢者等の要支援者に対して、位置情報を活用することを念頭に、徘徊捜索支援や災害時の迅速なサポート体制の整備など、平時・災害時それぞれのケースに合わせた支援策を行政のみに頼らない、民間事業者を含めた地域で支え合う仕組みを構築することで、より実効性の高い「共助型社会」の実現を目指しています。
本日は、各自治体、県、かがわDX Lab会員が集まり、主に1月に実施する予定の実証内容およびビジネスモデルに関する議論が行われました。
今回は、1月に行う実証の具体的なシナリオや実証実施に向けた具体的な作業についての意見交換ならびに将来的なビジネスモデルについてのディスカッションを行いました。
かがわDX Labフェローからは「事前作業を行う時間のバッファを考慮すべき」といったアドバイスをいただきました。
引き続き1月の実証に向け、シナリオの最終確認、具体的なタイムスケジュールの確定など実証に向けた準備を進めて参ります。
また、ビジネスモデルについては多くの参加者による活発なディスカッションがなされました。
捜索の協力者を増やしていくための環境整備として、他アプリを活用する案など今回のWGを通じて得られた示唆を今後の検討に生かして参りたいと存じます。
今後も具体的な実証計画の策定・実行、及び詳細なビジネスモデルの構築に向けて、引き続き議論を進めて参ります。
今後もかがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。