ラボ日記「観光・移住促進WG」の第12回目を実施しました。
令和6年6月10日(月)晴れ
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー 約40名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab及びオンライン
本日は、観光・移住分野の研究項目「観光・移住促進WG」の12回目を実施しました。
本日はR6.4.4~R6.6.4の期間で高松市内で実施した、「観光・移住促進及び地域の利便性向上を目的としたマイナンバーカード認証に基づく情報発信及び電動キックボードの実証」について、最終成果報告に向け結果を取りまとめ中ですが、速報ベースでの進捗状況の報告が行われました。
<現在、実証実験は終了しております>
<タッチポイント>
・実証は終了したが、公式LINEアカウントからの観光情報配信は継続する方向で調整したい。
・公式LINE友達登録時のアンケートの結果によると、県外から香川県への旅行目的は、主に「うどん・ビジネス・体験」 で、20代では「島観光」が突出していた。
・友達登録者に対し、利用者アンケートも別途実施しており、結果については最終成果報告会までに集計・分析する。
<マイナンバーカードを利用した属性に応じた情報発信>
・発信する通知自体が少なかったという影響もあってか、発信された情報の既読数はかなり少なかった。
<キックボード>
・実証期間2か月の間、事故の報告はなかった。
・高松駅からの利用が最も多く、20代と30代の利用者が多かった。
・ライド数実績から、利用者数は多いという感覚はあるものの、継続的に事業として実装できるかは引き続き検討が必要。天候も稼働率に影響している。
・実装に向けては、行政との連携はさらに必要である。
かがわDX Labフェローやワーキングメンバーからは、今回電動キックボードを利用した実証を行ったが、今後のワーキングの方向性としては、香川県、高松市のモビリティについて、別のビジネスモデル含め検討していく必要性にも言及されました。
今後も、ラストワンマイルの交通手段を補完する電動キックボードの実装に向けた検討を進めるとともに、かがわDX Labでのまちづくりに向けた議論を進めてまいります。
かがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。