ラボ日記「関係人口創出WG」の第11回目を実施しました。

令和7年3月3日(月)くもり
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー 約14名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab及びオンライン

 本日は、ラボにおける地域活性化分野の研究項目「関係人口創出WG」の第11回目を実施しました。
 本WGは、生産年齢人口層(または次世代を担う層)かつ二拠点・多拠点居住など多様な暮らし方を許容できる層の方々が、本県・本市町に関わって(住んで)もらえるために何をするべきか、顧客視点で"まち"をマーケティング、ブランディングすることで関係人口の創出を目指しています。
 本日は、前回のWGにおける協議を踏まえ、庵治地区と香西地区の2地域を対象に実施したヒアリング調査の結果をWG内で共有するとともに、昨年5月にDX Lab会員などを対象に実施したアンケート調査結果も踏まえながら、 今後、関係人口の取組についての方向性について検討を行いました。
 今回ヒアリングを実施した2地域は、いずれも人口減少に伴う過疎化や地域文化の担い手不足等を課題と感じており、関係人口に対しては、新たな視点による斬新なアイデアの提供や、新たな地域資源の掘り起こしなどを期待している一方で、自治会などを中心とした地域への密接な関わりを求めているということなどが、聞き取りにより判明しました。
 WGメンバーからは、地域側と関係人口をつなぐファシリテーターの存在が重要であることや、自治体職員が積極的に地域側と協議し、アイデア出しや伴走サポートができるような仕組みづくりも検討するべきであるという意見をいただきました。
 今回いただいた意見も踏まえながら、関係人口創出への取組の方向性について改めて検討してまいりたいと思います。
 今後もかがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。