ラボ日記(令和5年10月5日)子ども・子育て分野の第2回目WGを実施しました。
令和5年10月5日(木)晴れ
参加者:かがわDX Lab会員及びかがわDX Labフェロー13名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab
本日は、かがわDX Labにおける子ども・子育て分野における研究項目「児童相談所等支援体制強化WG」の第2回目WGを開催しました。
本WGは、児童相談所等の職員の業務を再点検し、デジタルを活用して、業務の効率化や関係機関とのデータ連携等を強化することで、これまでの業務のやり方を見直し、児童相談所等における支援のスピード及び質の向上を目指しています。
本日も、県内2自治体、県、かがわDX Lab会員が集まりました。児童相談所や市町が行う相談支援業務は、相談者である市民と支援者である自治体職員の個々の信頼関係の上に成り立っており、支援者側が関係者の間で相談者の情報を共有するのは、慎重に行う必要があるといった点が論点になり、活発な議論が行われました。
かがわDX Labフェローからは、「スピード感を持った対応を行うためには、個人情報の取扱いについて、法令を遵守した上で、迅速に関係機関の間でやり取りする仕組みが必要であり、国への提言も検討すべき」や、「課題を一気に解決しようとするのではなく、できそうなところからはじめて成功体験を積み上げるといい。かがわDX Labでできることを分けて考え、一方、長期的な目線で関係機関間での話し合いはこれからも継続して行ってほしい」などご助言いただきました。
今後は、情報の共有の仕方について自治体間でヒアリングを行いながら、具体的な実証研究の内容について、議論を深めてまいります。
今後もかがわDX Labでは、DXやデジタル化、業務効率化につながる勉強会を開催していきます。(かがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます)