ラボ日記(令和5年10月19日)自治体職員向けに「データ利活用にかかる勉強会」を実施しました。

令和5年10月19日(木)晴れ
参加者:参加者:県・市町職員、かがわDX Labフェロー 約35名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab

 本日は、民間事業者から、自治体職員向けに「データ利活用に係る勉強会」と題して勉強会を開催しました。
勉強会では、EBPMの実現・推進のためにオープンデータを活用した事例などをご紹介いただきました。
 EBPM(エビデンスに基づく政策立案)とは、政策の企画をその場限りのエピソードに頼るのではなく、政策目的を明確化したうえで合理的根拠(エビデンス)に基づくものとすることで、近年注目されており、自治体の現場での必要性も高まっています。
 本日ご紹介いただいた事例では、複数自治体にまたがったデータを自動処理し、可視化するものや、担当職員が自らデータを探したり、加工したり、分析したりすることが可能で、より柔軟、よりスピーディーに、データに基づいて、仮説の検証等ができるというものでした。
 かがわDX Labフェローからは、庁内等でデータを共有する場合には、個人情報の取扱いには十分に留意する必要があり、誤った利用につながらないようダウンロードしたログを残すなどの対策も必要などのご意見もいただきました。
 現場の職員が、自らデータを活用できる環境と併せて、職員側のデータ取扱いに関するリテラシーも同時に必要であると感じました。

 今後もかがわDX Labでは、DXやデジタル化、業務効率化につながる勉強会を開催していきます。(かがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます)