ラボ日記(令和5年11月21日)観光・移住分野の第4回目WGを実施しました。
令和5年11月21日(火)晴れ
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー 約30名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab
本日は、観光・移住分野の研究項目「観光・移住促進WG」の4回目を実施しました。
本WGは、新たな交通手段サービス等を起点として、公的個人認証による地域住民や観光客の移動・観光ニーズに対応したサービスと情報が連携してシームレスにつながることで、交流人口・地域の消費拡大によるにぎわいの創出、移住の促進に取り組むことを目的としています。
本WGは4つのサブWGを設置しており、本日は各サブWGの検討状況及び今後のタスクについて共有・議論を行いました。主な議論の内容や次回に向けた検討は以下のとおりです。
【タッチポイントUI/UX検討】
・タッチポイントを経由するパターン(公的個人認証を実施のうえでサービス利用するパターン)、経由しないパターンなどを整理したうえで、それぞれの取得可能なデータについてまとめる。
・公的個人認証を実施のうえでサービス利用する場合のインセンティブの付与については引き続きサブWG内で議論していく。
【プロモーション施策検討】
・SIT(Special Interest Tour)について議論し、今後研究を進めていく。(ペット、人工透析患者、視覚障がい者など)
【データ全般/戦略検討】
・各自治体、民間事業者の保有データの収集・可視化を引き続き行う。
・民間交通事業者に次回以降参加頂き、より具体的な議論を進めていく方向とする。
【マイクロモビリティ事業検討】
・実装を見据え、データを提出・活用が出来ることを前提にサービスを検討していく。
・県警との協議を行い、必要な調整があれば進める。
・電動キックボードのポート設置場所は再検討を行うとともに、土地所有者との調整を進める。
・ポートの設置場所は実証期間中にも柔軟に変更できるような実施体制も検討する。
・実装を見据え、電動キックボードのポート間の移動の負担をどのように軽減するかの検討も行っておく。
===
次回の全体WGに向けて、引き続き各サブWGでそれぞれの検討を進めることとし、具体的な実証研究に向けて、取り組みを進めていくことにしました。
今後もかがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。