ラボ日記(令和5年11月9日)観光・移住分野の第3回目WGを実施しました。
令和5年11月9日(木)晴れ
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー 約30名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab
本日は、観光・移住分野の研究項目「観光・移住促進WG」の3回目を実施しました。
本WGは、新たな交通手段サービス等を起点として、公的個人認証による地域住民や観光客の移動・観光ニーズに対応したサービスと情報が連携してシームレスにつながることで、交流人口・地域の消費拡大によるにぎわいの創出、移住の促進に取り組むことを目的としています。
本WGは4つのサブWGを設置しており、本日は各サブWGの検討状況及び今後のタスクについて共有・議論を行いました。主な議論の内容や次回に向けた検討は以下のとおりです。
【タッチポイントUI/UX検討】
・タッチポイントやIDについては、実証においては既存タッチポイントを活用しながら、最適解を実証の中で探り、中長期的な目線で取り組む
・公的個人認証を行う前の総合的なインターフェース開発なども早急に検討する
【プロモーション施策検討】
・観光客にとっての旅行のスタイルが変わりつつあり、時間軸の提案(ある観光地に何時間あれば行けるのか等)が必要
・香川県が求められる街になるには何が必要かを考え、新しいモデルづくりを行う
【データ全般/戦略検討】
・観光客向けの地図の開発や、旅程の管理・共有コンテンツの開発も検討
・企業や自治体がどのようなデータを保有していて出せるのかリスト化していく
・実証においては、データ連携、新サービスの可能性等を検討する
【マイクロモビリティ事業検討】
・ポート設置場所に関して、利用者の利便性の向上を前提とし、坂道などの懸念点や目的地としての妥当性も含めて検討が必要
・土地管理者や警察等の関係者調整を進める
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次回の全体WGに向けて、引き続き各サブWGでそれぞれの検討を進めることとし、具体的な実証研究に向けて、取り組みを進めていくことにしました。
今後もかがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。