ラボ日記(令和6年4月24日)かがわDX Lab会員事業者による防災ソリューション勉強会を開催しました

令和6年4月24日(水)くもり
参加者:県職員。市町職員 約20名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab及びオンライン

本日は、かがわDX Lab会員事業者の方から、自治体職員向けに防災ソリューションにかかる勉強会を実施いただきました。
今回登壇いただいた事業者は、年始に発生した能登地震において通信ネットワーク復旧やスポット的なデータ通信エリア整備等の緊急対応、スタートアップ企業と共同で入浴支援等にあたられております。今回は、災害発生時の実際の取り組み内容や主に防災の場面で有効であった通信サービス及び水循環再生技術についてご紹介いただきました。
<通信サービス>
・可搬型機材を中心に基地局エリアを応急復旧
・救助や医療活動のために通信インフラが不可欠だが、基地局の復旧作業には時間を要する
・事業者の方が県対策本部及び被災地市町から要望を収集し、役場や避難所はもとより、過酷な環境の医療現場や一刻も早い再開が必要な学校に対して高速衛星データ通信サービスを無償で提供

輪島市中学生の避難先で実際作業された方からは、スマホネイティブ世代である子どもは、想像以上に通信ニーズが高く驚いたというエピソードをお話しいただきました。
また、備蓄について、即効性とコストの面で課題があり、「フェーズフリー」の重要性についてもお話しいただき、自治体とも実際に実機を触りながら、どういった場面で活用できるかを一緒に考えたいとご提案いただきました。

<水循環再生技術を用いた避難所生活環境改善>
・大学発のスタートアップ企業と連携し、既設の上下水道に依存しない新たな水インフラサービスを目指す
・排水を98%リサイクル可能にする独自の水循環再生技術
・断水時の衛生課題を、給排水設備不要の水循環型設備(シャワー・手洗いスタンド)で解決
・能登半島全域においてシャワーによる入浴支援を実施
・水循環型シャワーは、可搬性の点で優れており、また、ジェンダーや年代、プライバシーに配慮したスタイルのため安心して利用できる

 こちらの水循環再生技術についても、「フェーズフリー」の活用事例が多数考えられ、全国的にイベント時などで活用されていることを紹介いただきました。

参加した自治体職員からは、技術が想像より進歩しており驚いたといった感想や、事業者からみた行政課題は何だと思うかといった質問等が活発に行われました。課題認識としては、特に災害時の遠隔地からの情報収集の点において、行政のみならず、事業者としても、いかに平時からデジタル化ができているかが重要かと思うという意見をいただきました。

今後もかがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。