ラボ日記(令和6年9月25日)加古川市のBLE検知器を活用した官民連携地域見守りサービスに関する勉強会を開催しました
令和6年9月25日(水)晴れ
参加者:県職員、市町職員、要支援者等の共助モデル構築WGメンバー 約30名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab及びオンライン
本日は、加古川市のBLE検知器を活用した官民連携地域見守りサービスに関する勉強会を実施しました。
講師からは、加古川市では、刑法犯認知件数(犯罪発生件数)の抑制に向けた取組の一環として見守りカメラを設置しており、複数の事業者と連携のうえ、Bluetooth Low Energy(BLE)を活用したタグ(発信機、BLEタグ)による官民協働の見守りサービスを提供していることが説明されました。
さらに、3D都市モデルを活用した見守りカメラの効果検証や、AIを活用した高度化見守りカメラの設置など、さらなる取組が進行していることが紹介されました。また、見守りカメラの設置にあたっては、住民のプライバシーにも十分配慮する必要がある旨、加古川市の具体的事例を交え、補足いただきました。
また、今後の展開に関して、広域見守りサービスとして、「かこがわアプリ」のBLEタグ検知機能を切り出し、他自治体でも展開可能な新規アプリ(広域見守りアプリ)の開発についても説明いただきました。本アプリを活用することで、基礎自治体のエリアをまたいだ行方不明者の発見に資することが期待されており、ユーザーの拡大はもとより、セキュリティ対策やデータの取扱い、費用面の課題などをクリアすることで、より広域的な展開を目指されたいとのことでした。
参加者からは、複数にわたる提携事業者の選定方法やサービス拡大に向けての方向性など、活発な質疑応答が行われました。
今後もかがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。