ラボ日記「公共施設予約・電子申請推進WG」の第2回目を実施しました。

令和7年10月8日(水)晴れ
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー約50名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab及びオンライン

 本日は、「公共施設予約・電子申請推進WG」の第2回目を実施しました。

前回のWGでは、県内の公共施設における現状の予約手続を一斉調査し、その結果を次回WGで報告する方針としていました。しかし、より精度の高い調査設計が必要と判断し、まずは高松市内の数施設への事前ヒアリングを実施し、その知見を踏まえて調査項目を検討することにしました。
今回のWGでは、ヒアリングで得た情報を基に予約手続の流れを整理し、代表的な5施設の予約手続についてフロー図に落とし込んだ資料を参加者と共有しました。フロー図化により、施設利用者の手間となっている手続や担当職員の負担となっている事務が可視化され、改善すべき課題を明確化することができました。
参加者からは、各施設で運用方法が統一されていないため、現行システムに載せられずアナログ運用を継続せざるを得ない、との声が上がり、まずは予約手続の標準化を進める必要がある、との意見が出されました。
利用者の利便性向上と職員の事務負担軽減を図るためには、誰もが使いやすい予約システムの構築が不可欠です。その実現に向け、各自治体・各施設で現行運用を見直す必要性について認識をすり合わせ、共通理解のもとに今後の検討を進めていく、という方向性を確認する会議となりました。
次回のワーキンググループでは、各ベンダーが提供するシステムに関する勉強会を開催する予定です。

今後もかがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。