ラボ日記(令和6年2月14日)まちづくり分野の第5回目WGを実施しました。

令和6年2月14日(水)晴れ
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー 約30名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab

 本日は、かがわDX Labにおけるまちづくり分野の研究項目「DXによる中心市街地のプロムナード化WG」を開催しました。
 本WGは、中心市街地を居心地が良く、歩きたくなる都市空間(プロムナード)へ転換し、持続可能な都市の発展を目指しています。本日は主に以下の議論を行いました。
 
《エリアマネジメントについて》
 高松市が取り組んできた、サンポートFACTプロジェクト社会実験2023についての結果の共有がありました。
 地域住民や近隣施設と連携したイベントも増加傾向にあるなど、徐々に参画者は増加しており、また、イベント情報を事前に告知・共有する必要があることや設備面の不足などのニーズや課題も明確になってきていることなどの報告がありました。
 参加者からは、近隣施設と連携した情報発信の必要性や、サンポートエリアのイベント情報を一元的に情報発信することによるエリア価値の向上を図る必要があるなどの意見がありました。

《交通対策について》
 県から、11月に実施したプロムナード化の社会実験の結果の共有がなされるとともに、今後はこれまでのWGにおける議論も踏まえて、駐車場探し等のうろつき交通を排除することを目的とした駐車場満空情報の提供を実現していく方向性が示されました。
 参加者からは、プロムナード化に関して、合意形成を丁寧に進めていく必要があることや、駐車場満空情報の提供について、民間の駐車場事業者にも意義を理解してもらい、事業効果を高めるためにも、より多くの駐車場の参画を促す必要があるなどの意見がありました。

 今回のWGでの議論を踏まえて、次回以降のWGにおいて、それぞれの進捗等を議論することにしました。

 今後もかがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。