ラボ日記(令和7年10月23日)「ゼロトラストアーキテクチャ」について自治体職員向け勉強会を実施しました。
令和7年10月23日(木)晴れ
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー 約30名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab及びオンライン
かがわDX Labでは、DXの促進に向け、最新のデジタルサービスやその導入事例等を共有するとともに、自治体職員同士で課題について意見交換を行う勉強会を開催しています。
本日は、「ゼロトラストアーキテクチャ」について、民間事業者の方に、その考え方や、導入事例について御紹介いただく勉強会を実施しました。
特に自治体においては、2024年5月の河野デジタル大臣(当時)による「三層分離の廃止」宣言を受け、従来の境界型防御に依存せず、セキュリティと職員の利便性を両立させるゼロトラストアーキテクチャの導入が喫緊の課題となっています。
本日の勉強会ではゼロトラストアーキテクチャの基本原則を「何も信用しない」と定義し、従来の「一度中に入れば安全」という考え方から、「内部に入っても行く先々で毎回身元を確認される」というイメージに変わることを、分かりやすい比喩で説明されました。
また、ゼロトラストアーキテクチャは単一のパッケージではなく、複数の技術要素の連携と、それに基づく運用によって実現されることが説明されました。
参加者からは、説明を聞いて、ゼロトラストアーキテクチャの概要やイメージをつかむことができた、今後の情報セキュリティの考えを理解することができたなどの意見が寄せられました。
かがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。


