ラボ日記「児童相談所等支援体制強化WG」の第12回目を実施しました。

令和7年5月30日(金)曇り
参加者:かがわDX Lab会員等及びLabフェロー 約25名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab及びオンライン

 本日は、「児童相談所等支援体制強化WG」の第12回目WGを開催しました。
 児童相談所への児童虐待通告件数は年々増加しており、香川県でも1000件を超える年が続いています。
 本WGは、子どもの最善の利益を目的とし、ICT等の導入により、児童相談所と市町の連携を一層強化することで、将来にわたって、子どもや子育て家庭への支援の「質」と「量」を両立させることを目指しています。
 現在、児童相談所と県内の一部の市町で、ICTを活用した情報共有の迅速化や業務の効率化に関する実証実験を行っています。
 今回は、昨年度までの取組み状況や、実証実験の実施状況などを共有しました。
 昨年度までの取組みの成果として、児童相談所と市町間の情報提供や連携について、所要時間が大幅に短縮され、情報の質・量・コミュニケーションが向上し、迅速な支援体制を取ることができました。
 今年度は、昨年度の取組みに加え、支援の質をより向上させるために、判断基準の標準化に取り組んでいます。
 今後は、引き続き実証実験や働き方改革への取組みを続けながら、児童福祉現場にとって真に有用なツールの導入・体制整備を目指し、取組みを続けてまいります。

 今後もかがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。