ラボ日記「教育データ利活用WG」の第19回目を実施しました。

掲載日:令和7年5月15日(木)曇り
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー 約17名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab及びオンライン

本日は、かがわDX Labにおける研究項目:教育「教育データ利活用WG」を開催しました。
 本日のWGでは、まず幹事団体の県教育委員会から、本年度開始した実証事業について、その進捗状況の共有がありました。
 それを受けての主な協議として、実証の成果等をより正確に捉えるため、実証校内外で比較対象群を設ける等の工夫を行うとよい旨が指摘されました。また、成果等を普及するための工夫についても話題となり、実証に取り組んだ教員をアンバサダー的な位置付けとしたり、最終的な成果報告以前からこまめな発信を試みたりするといった具体例が提案されました。
 続いて、いわゆるゼロトラストへの移行について、各種懸念事項を洗い出す調査の実施結果の共有がありました。その中では、ほとんどの懸念事項が、現状の業務自体を見直したり、拡張機能や外部Webサービスを代替利用したりすれば対応可能と整理されました。結果として、県域のクラウド基盤、及びそれと親和性の高い端末やセキュリティソリューションを活用していくことを県の推奨案とする旨について共通理解を図りました。
 次回に向けては、セキュリティやデータ利活用の観点から、より強固かつ汎用的なIDの在り方(マイナンバーカード電子証明書の活用等)について検討する段階に進む方向性で合意しました。

かがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。