ラボ日記「自治体窓口DXWG」の第5回目を実施しました。

令和7年10月27日(月)晴れ
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー約40名
場 所:かがわDX Lab

 本日は、「自治体窓口DXWG」の第5回目となる会議を開催しました。
 今回WGには、窓口DXの先進自治体である浜松市から職員の方をゲストにお招きし、議論を深める機会を持ちました。
 会議では、まず高松市における窓口DXの取組状況について情報共有を行いました。具体的には、外国人転入手続におけるRPAの運用開始や、住民が戸惑うことなく手続を進められるようにする「手続ガイド」の試験運用について報告しました。
 続いて、浜松市からのゲストにより、同市がこれまで取り組まれてきた「窓口体験調査からはじめる窓口業務改革」について御紹介いただきました。
 特に印象的だったのは、新しいシステムを導入すること以上に、既存の業務を一から見直し、必要のない手続を「やめる」ことの効果の方が大きいという点です。また、「目指すべき理想の窓口」というゴールを関係職員で話し合って決定し、その目標を職員全体で共有しながら進めていくことの重要性を認識するとともに、大きな示唆を得ることができました。
 その後、各市町が直面している窓口DX推進の課題について意見交換を行いました。各市町の現状や課題、また取組の工夫や失敗談を共有する中で、自治体間の連携や情報交換の重要性を改めて認識する機会となりました。
 今後もかがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。