ラボ日記(令和6年3月5日)子ども・子育て分野の第6回目WGを実施しました。
本日は、かがわDX Labにおける子ども・子育て分野における研究項目「児童相談所等支援体制強化WG」の第6回目WGを開催しました。
今年度最後のワーキングとなり、実証実験の内容について確認しました。児相や市町が行う相談援助業務の中で、課題として下記の4点があげられました。
① 経験が浅い職員が増える中で、情報収集に漏れがあったり時間を要するなど非効率な場合がある。
② 児相・市町で調査項目やアセスメントに認識の相違が生じる場合があり連携が困難な場合がある。
③ 関係機関の間では電話や口頭で連絡することが多く、情報共有に時間的ロスや軽微な事務ミスが生じている。
④ 記録を始め事務に費やす時間が多く、子ども等への支援の時間が十分に取れない。
その対応策として下記の3点に取り組む実証実験を行うこととしました。
①児相・市町職員がそれぞれ調査を行う際、調査項目をガイドする調査補助システムを活用。
②児相・市町間のデータを相互参照する環境を構築。
③記録の効率化や事務負担軽減に係るツールを活用。
今後実証実験に向け、協力いただける市町や並走していただける事業者を公募し、その効果についての検証を行っていきたいと考えています。
今年度WGに協力いただきましたラボフェローをはじめかがわDX Lab会員の皆様に感謝いたします。また令和6年度につきましても引き続きよろしくお願いします。
今後もかがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。